生産性を上げて5時に帰る。

民間→小学校教員 毎日5時に職員室をさる。その実現のための『生産性の高い教師の働き方』を中心に呟きます。最小の労力で最大の成果を生み出す。目指すは ビジネスと教育の融合。

#62 教員の再魅力化

かつて、教員とはとても魅力的な仕事でした。

そんな教員の仕事を、再び魅力あるものへ。

f:id:saruteacher:20180705195453j:image

f:id:saruteacher:20180705201359j:image

    生産性を上げるアプローチの意義の再確認

f:id:saruteacher:20180705201359j:image

 

なぜ、これほどまでに生産性を上げることを訴えてきたのか。

 

それは、マズローの5段階説の初歩的な段階に留まらないためです。

f:id:saruteacher:20180705194828j:image 


教育とは、「子どもを成長させたい」という自己実現欲求であると、僕は捉えています。


しかし、教育者自身が疲労困憊や睡眠不足といったステータス異常に陥ってしまうと、「もっと休みたい」「もっと寝たい」といった底辺である生理的欲求に支配されます。


そうなると、てっぺんである「自己実現欲求」には到底辿り着けません。


だからこそ、まずは勤務時間を適正化し、自分自信を幸福な状態に置くために、自らの生産性を上げなければならないと訴えてきました。

 

いわゆる、内なる働き方改革です。

 

しかし、あるニュースをきっかけとし、その限界を感じることとなりました。

 

そのニュースとは、新潟県の教員採用試験の倍率が1.14倍という数字になったことです。


これにより、「教員の質が」という声が囁かれましたが、これはもっと深刻な問題を孕んでいると考えます。

それは、致命的な人手不足

組織が活動するにあたり、絶対的に必要なリソースはヒト・モノ・カネです。

その中でも、特に大切なもの。

それがヒトです。

僕は、前職においてサービス業の店長をしていました。

その時、一番苦労したのは、「ヒト」が足りないことです。


人手不足は、人を無気力にします。

残された人は、その穴を埋める必要が出て来ます。

イレギュラーによって空いた穴であれば

「そういう時はお互い様。助け合いの精神で」

という気持ちが生まれ、フォローし合うことができます。

 

しかし、それが慢性的なものになると、

「なぜこんなに辛い中働かなければならないのか・・・」


となり、ヒトは1人、2人と去っていきます。

そうなると、完全なる人手不足の負のスパイラルへと突入します。


日本の教育という巨人は、今、この負のスパイラルに片足を突っ込んでしまっているのです。

 

では、なぜ学生たちが教員の仕事を敬遠し始めたのか?

それは、この仕事に対する魅力が薄れてきたからに他ならないのではないでしょうか。

 

現職教員へ向けて、「生産性を上げる」というアクションで、疲弊した教育界を変えていこうという発信を続けて来ました。

それが最重要だと思っていました。

しかし、ここへ来てそれ以上に重要なことが現れました。

 

それは「教師の卵に明るいミライを見せること」です。

f:id:saruteacher:20180705201403j:image

    教員の再魅力化というアプローチの展望

f:id:saruteacher:20180705201403j:image

そこで、僕は教員の再魅力化というアプローチを取り始めました。

 

それをテーマに7月21日にwatcha TOKYOというイベントでお話する予定ですが、その一部をここでお話させて下さい。

 

教員の再魅力化の柱の一つが、現職教員による、教員という仕事の面白さの発信です。

控えめに言って、この仕事は面白いと、僕は強く感じます。

だって、こんなにクリエイティブな仕事って、なかなかありません。

1日に数時間も、授業という創造性豊かなソフトを創って、子どもとシェアするのですから。

 

手段は何だって構いません。

ポジティブな情報を世に出していきましょう。

 

ポジティブな情報とはキラキラした情報のことではありません。

それぞれの強みを生かしたオモシロイ情報のことです。

 

☑︎SNSやブログといったネットを使った方法

リスクも有りますが、その拡散力は圧倒的です。多くの方が魅力的な実践を発信しています。

 

☑︎イベント等で、直接自分の声で語る方法

オフラインの場での熱量の高さは爆発的です。

watchaには、その機能を期待しています。

またwatchaはオープンソースです。いつどこで誰がいつ主催しても良いものです。

 

☑︎そして、もっともっと長期的な目で見るなら、今、目の前にいる子どもたちの目に、自分たち自身を魅力的に映すこと

10年、20年後、教え子達が学校に帰ってきてくれたら、これ以上に嬉しいことはないと思いませんか?

 

何はともあれ、草の根的に出来ることは、とにかくポジティブな情報の出し手を増やすこと。

 

僕たちの発信で、1人でも「教師って仕事も捨てたもんじゃないな」と思ってくれれば、それは僕達の勝利です。

その勝利を日本各地でみんなで積み重ねることが、教員の再魅力化へと繋がるはずです。

f:id:saruteacher:20180705201403j:image

                    watcha!TOKYO

f:id:saruteacher:20180705201403j:image

おそらく、教育における最異端にあたるイベントwatcha!

ネットとリアルとの架け橋。

ここで繋がった人達が、その熱量を外へ外へと吐き出したくなるような、再魅力化への起爆剤となることを期待しています。

 

watcha!TOKYOまで、あと…

f:id:saruteacher:20180705200426j:image