生産性を上げて5時に帰る。

民間→小学校教員 毎日5時に職員室をさる。その実現のための『生産性の高い教師の働き方』を中心に呟きます。最小の労力で最大の成果を生み出す。目指すは ビジネスと教育の融合。

#50 仕事サーキット

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4月の勤務が終わりました。

言葉は悪いですが、クッソ忙しい一ヶ月だったと思います。

皆さま、本当にお疲れ様でした。

このブログは『生産性を上げて5時に帰る』

という、少々世間をナメたタイトルなのですが…正直、今月は全然5時に帰れていません

 

でも、強がりでも何でもなくて、別に帰ろうと思えば帰れました。

1年というスパンで見た時、ここで投資した時間・労力が、後々大きなリターンとなることを確信しての残業をしていました。

 

先に前提を。

『学力向上をトリガーとして全ては好転する』

これは、一番最初のブログ記事で書いたことです。

 

なぜ学力向上?

そもそも教員の最大の責務が、学力向上であることは疑いようのない事実です。

さらに、それに付加される価値にも目を向けるべきです。

指導労力の低減、クラスの安定、保護者の信頼。

イレギュラー抑制という観点から、学力向上は非常に有益なのです。イレギュラーを発生させると、仕事は雪だるま式に膨れ上がります。

 

しかし、学力を向上させようと躍起になって、毎日何時間も残業するマッチョな働き方は、ナンセンスです。

時間は希少資源。戦略的に投資し、成果を得るべきです。

 

1年というスパンで考えた上で、この1ヶ月でどんなを残業をしたのかを振り返ります。

それは、サーキットの改修です。

 

こんなことやりました

❶漢字集中速習の計画・準備

これは最新の陰山メソッドです。

陰山先生にはちょっと無理をお願いして、直接アドバイスを頂いています。

投下時間を減らしつつ、成果を上げる。

これぞ、まさしく教育の生産性向上。

旧来の、惰性で1年間ダラダラと漢字を覚えさせる方法を完全に捨てて、初めの1ヶ月半ぐらいで1年分全ての漢字を教え、あとの10ヶ月ちょいを全て復習のサイクルにあてるという考えです。

この準備のために、膨大な小テスト作成をしました。

これに関しては、成果が出てから書きます。

それ以外にも学力向上のためのさまざまな仕込みをしました。

算数の計算力アップや、音楽で楽譜を読めるようにするための仕掛け等。

この辺のライトなネタは、後日Twitterで発信します。

 

❷学級通信

U-teacherさん、ごめんなさい。

手書きではなく、オールパソコンです。

実はここ2年出していなかったのですが、今回は発行する必要性を強く感じたのでジャンジャン出してます。既に9枚。

目的は以下の二つです。

 

1.保護者の方に戦略を理解して頂く。

漢字集中速習というメソッドは、性質上、初めは小テストの点数がボロボロになります。もちろん、そのことは想定済みなのですが、保護者の方からすれば、かなり焦るはずです。

そこで、『小テストの結果に一喜一憂しないで下さい。3月の時点で漢字を覚えているかいないかで判断して下さい』と啓発しました。

これが、保護者の方の理解と安心をもたらしたようです。

 

新しい靴(旧来と違った方法)を履くと踵が痛くなります。

それは保護者の方も同じです。

学級通信で、その痛みを少しでも和らげることが出来ればと考えています。

 

2.子どもたちの様子を伝える

写真を載せて日々の子どもたちの様子を伝えます。

その際に、どんな戦略の上で活動させているかという観点も書きます。

これは学校の風潮にもよりますが、くだけた文章を書くべきです。

今日発行した通信では、英語の授業の様子と出川の偉大さについて書きました。

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期待感を持たせることが、読んでもらうための秘訣な気がします。

 

❸仕事のストック

これは前から言っている乾き物仕事というものです。

校務分掌の提案文書の大枠作成、1学期分の学習プリントの印刷等。

シーズン中にこの作業が頻発すると、スピードを殺されます。

アクセル全開でシーズンを突っ走るためには、十分なストックが必要です。

本当は春休みに全部やっておくべきだったのですが、watchaセミナーの後、家族旅行のために全部休んだので出来ていませんでした。反省。

 

仕事サーキット

仕事をサーキットに例えましょう。

1ヶ月で1周、1年で12周してチェッカーフラッグが振られると考えます。

 

いかに速いラップタイムで仕事サーキットを周回し、トータルタイムを縮められるかが勝負です。

 

クラッシュ(イレギュラー発生)したり、コースアウト(無駄な仕事)をすると、タイムは確実に落ちます。安定したハンドル裁きで、一年を乗り切ることがベストです。

 

しかし、我々はこんなことも出来ます。

 

それは、サーキットを改修すること。

 

難しいヘアピンカーブを毎回、凄まじいドライビングテクでクリアするのではなく、その難所をイージーなコースへと改修することで、より速いラップタイムを叩き出せるようにすることが可能です。

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ムダなコースをムダなまま最速で走り抜けようとするのではなく、より速いタイムで走り抜けることができるよう、コースを改修するのです。

それは校務分掌の業務のカイゼンであったり、子どもの学力を上げるための仕掛け作りであったりします。

サーキット改修への時間をケチって、毎回ものすごい労力を使ってヘアピンカーブを走り抜けるより、結果的にトータルタイムが速くなるはずです。

 

 

このツイートの件。

重い仕事をこなすのではなく、カイゼンしていくのが、本当に質の高い仕事なのだと最近思います。

 

さあ、今年度も残すところ、あと11ヶ月です。

バナナが落ちてたり、カメの甲羅が飛んで来たりすることがあるかもしれません。

それでも僕たちは前へと進まなければなりません。

finishを目指して、アクセルを踏み込んで行きましょう。

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