生産性を上げて5時に帰る。

民間→小学校教員 毎日5時に職員室をさる。その実現のための『生産性の高い教師の働き方』を中心に呟きます。最小の労力で最大の成果を生み出す。目指すは ビジネスと教育の融合。

#49 ボトルネック

 

f:id:saruteacher:20180428053422j:image

ボトルネックという言葉、聞いたことありますか?

これは瓶の細くなっているところを語源として、さまざまな場で使われるようになっています。

例えば、高速道路。

ずっと2車線なのに、いきなり1車線になる箇所。GWなどでは、そこが原因で大渋滞になったりします。

あ、あとあれですね、一車線の高速道路で、おばあちゃんが天上天下唯我独尊よろしく、60km/hとかで走ってしまって後ろがダダ詰まりなんてシチュエーションもそれに当たります。後ろのドライバーのみなさんのフラストレーションで元気玉ならぬ、イライラ玉を作れば、地球を消滅させる位のそれが出来上がることでしょう。

f:id:saruteacher:20180428072034j:image

 

または、生産現場

ライン上の、ある箇所の処理速度が遅いため(例:ドンくさいバイトがいる)、その前後両方の流れが悪くなり、結果的に生産量そのものが減ってしまうという状態。これもボトルネックと呼ばれる代表格です。

f:id:saruteacher:20180428141529j:image

 

では、学校ではどうでしょう?

学校は、いわば学びの生産工場です。

そのラインを止めるボトルネックとなっているのは、ひょっとしたら教師なのかもしれません。

 

ボトルネック教師タイプA

処理速度不足

テスト、丸つけ、返し、直しというサイクルの高速化を図ることで、さまざまな恩恵に授かれます。

ちなみに、毎日の小テストでは終わった子から並んで鬼神の如く丸つけをして、褒めたり、励ましたりしています。

 

❶評価

イムリーに口頭で伝えることが出来ます。また、その評価が他の子どもにも聞こえます。

学力

今やった問題をすぐ振り返ることにより、学びの質が高まります。

❸休み時間

休み時間に依存する指導から解放されます。休み時間がオモンナイと、学校がオモンナクなります。これは一番アカンやつです。

❹教師の余裕

授業中に全てが完結することにより、放課後に余裕が出ます。その余裕は、さらに子どもたちへと還元されます。

 

以上のことから、処理速度を上げることはマストなのです。

ボトルネック教師タイプB

私が教えなきゃという美徳

教師はプレイヤーではなく、マネージャーであるべきです。1人の子どもにベッタリとついて指導することにより、クラス全体の学びの流れが滞り、学びの総量を下げることは望ましくありません。

教えることは手段であり、子どもの学力を上げることが目的です。

学びがスムーズに循環するマネジメントの在り方を考えるならば、『学び合い』や『けテぶれ』のような、ランナー層の子どもたちに頼る仕組み作りの必要性が出てきます。

担任が分身の術を習得している場合を除いて。

f:id:saruteacher:20180428071823j:image

 

ボトルネック教師タイプC

全部やるぜバカやろう教師

評価の観点には、軽重をつけるべきです。

国語の授業を例にして。

 

どこに力点を置くべきか?

 

書写なら『字の綺麗さ』

作文なら『文章』

漢字なら『正確さ』

全てに完璧を求めると回りません。その上、苦手な子を苦しめます。正論はクソほどの役にも立ちません。

未だに『とめ・はね・はらい』に固執して子どもを苦しませているという話をちょくちょく耳にします。

そんな人はヒステリックをこじらせて、寂れた書道教室でも始めればいいんです。

 

ボトルネックを潰せ

子どもと教師がwin-winとなる仕組みを構築していく。これが教育の生産性改革。そのためのキーとなるのがボトルネックを潰すことにあると感じます。放課後にてんこ盛りの丸つけに溺れている人は、おそらくボトルネックがいくつもあるはずです。

教師は学びの生産工場の工場長であり、バイトではありません。だから、1時間の学びのマネジメントをしていくことに注力していくべきです。

f:id:saruteacher:20180428142124j:image

これ、ビジネス書の原典とも言える超有名な一冊です。

マネジメントって何やねん?という方。読んでみても損はないかもしれません。