生産性を上げて5時に帰る。

民間→小学校教員 毎日5時に職員室をさる。その実現のための『生産性の高い教師の働き方』を中心に呟きます。最小の労力で最大の成果を生み出す。目指すは ビジネスと教育の融合。

#27 人斬り以蔵

歴史好きなら、知っている方も多いはず。


幕末の四大人斬りのうちの1人、岡田以蔵

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岡田以蔵大河ドラマ龍馬伝』より)


一応武士の身分ではあったものの、貧しい足軽の家庭で育ったため、剣術を学ぶことが許されなかった。


しかし、以蔵には強くなりたいという野心に溢れており、独学で剣を学んだ。

司馬遼太郎の『人斬り以蔵』では、その時の以蔵の様子が以下のように描かれています。


樫の木刀を一本削り、それをもって二日に一度の非番のときには、朝から晩まで骨肉の砕けるほどの素振りをした。足わざも大事だと思い、駆けまわり飛びまわり、縦横無尽に筋肉という筋肉を稼働させた。

                  引用:司馬遼太郎『人斬り以蔵』


やがて土佐藩武市半平太の道場を訪れ、生まれて初めて人と剣を交えることに。

 

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武市半平太大河ドラマ龍馬伝』より)


結果はどうだったか。門下生の1人目2人目を一瞬で下し、3人目の師範代檜垣清治をも破ったのです。
そう、岡田以蔵は、凄まじく強かったのです。
練習の量が質を上回ったのです。

 

しかし、それは極めて稀有な例。


 

これを現代の仕事の在り方に置き換えてみましょう。

PDCAサイクル

最強のフレームワークと呼ばれています。

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剣術に当てはめると…


PLANー日本一の剣豪になりたい!一流の道場に入ろう!今日はこんな稽古をしよう!


DOー修行する。


CHECKー師範から指導を受け、改善点を指摘される。


ACTIONー指導を踏まえて、悪い癖を直すようよう意識する。

こういったサイクルを回すはずです。


 

しかし以蔵の場合…


DOー修行する。


DOー修行する。


DOー修行する。


DOー修行する。


これぞD D D Dサイクル

 


あれ?…何かに似ていませんか?


そう、これって教師が陥りがちなパターン。
見通しが立たずに、ただ目の前にやってくる仕事をこなすだけの、生産性の上がらないD D D Dサイクル。


でもこれって個人の責任ではなく、仕組みの問題だと思います。だって学校にPDCAを回す仕組みができてない。

一応、年度初めに、学級経営案や担当分掌の年間計画が作成されることはされますが実用性に乏しい。
その原因の一つが、学校のオフィシャルなモノは、ほとんどの場合において表と文字だけなので、担当分掌の「いつ・何を」すべきかのイメージを掴みにくいこと。


そこで今考えているのが、教師の一年の仕事をガントチャートにして可視化するというと。

ガントチャート(Gantt Chart)とは、プロジェクト管理の手法で作業計画やスケジュール管理を目的に用いられる表のことです。



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今年度の各分掌の担当者に、いつ何をするかを打ち込んでもらい、そのまま来年度に引き継ぐ。


体育部を例にプロトタイピングしてみましまた。こんな感じです。

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これなら異動一年目や、初任者でも「いつ」「何を」すればいいのかが一目で分かります。


まとめ


今回の年間計画のガントチャート化は、あくまでも一例です。
D D D Dサイクルに陥らないための、仕組み作りをすることで、チームの生産性は高まっていくはずです。毎年当たり前のように作成している様々な資料を、生産性の高いものへとカイゼンしていくべき。今後、
そういったデータをシェアできる仕組みができると良いですね。

 

D D D Dで仕事が出来るようになるような以蔵タイプの先生もいるかもしれません。でも、それでは時間が勿体無いし、非生産的。

仕組みからみんなで作り変えて行けばいい。
じゃあ、もっともっと面白いことに手が出せるようになってくるハズ!