生産性を上げて5時に帰る。

民間→小学校教員 毎日5時に職員室をさる。その実現のための『生産性の高い教師の働き方』を中心に呟きます。最小の労力で最大の成果を生み出す。目指すは ビジネスと教育の融合。

#21 45分で全てを終わらせる

放課後、職員室に降りてくるとき。

色んなプリントやらワークやらがごちゃ混ぜになったものをドッサリと職員室のデスクに置いて

「あーーー、丸つけヤバイわーーー」

というシーンをよく見かけます。一昔前までは私自身もそういうタイプでした。

 

でも、これは間違いなくアカンやつです。

 

その授業のうちに全てを終わらせる。

できないものでしょうか?

 

45分間のデザイン

例えば、算数。

 

①一斉授業で教える

②教科書の問題をさせる

③ワークをさせる

 

こういった流れが多いと思います。

 

でもこんなことってないですか?

「はい、じゃあ、あと5分しかないけどワークのP28をやります!はい!頑張って!」

 

【その時の学力層ごとの子どもの心理状況】

上位層の子ども

「まあ、余裕やわ」

 

 

中位層の子ども

「マジかよ!?間に合うかな!?」

 

低位層の子ども

「んな無茶ぶりしやがって!」

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結局、時間内に出来ない子が続出し、課題は溜まるは、丸つけは出来ひんは、子どものモチベーションは下がるはで、グッチャグチャになる…

 

勉強が苦手な子にとって必要なもの。

それは

「しっかりと理解させるために、しっかりと教えないと!」

なんて教師の熱い想いと、長ったらしい説明ではなく

『十分な時間』

なのです。

 

 

20%の余裕

45分のうち、学力中位層の子が10分余るくらいの時間設定で、授業をデザインすると圧倒的に余裕が出ます。

その時間内のうちに全ての丸つけも終わりますし、学力上位の子が自分の課題を終わらせた後、教え手となってフォローにも回ってくれます。こうなってくるとクラスの学びの生産性は飛躍的に向上します。

 

例えば、

「教科書に載ってる適応題は全部やらなければならない!」

なんていう固定観念があると思います。でも目的は子どもたちに学力をつけさせることであり、適応題をすることはその手段に過ぎない。それなら出来ない子はそれを飛ばさせて、ワークに行かせてもいい。課題が溜まってモチベーションが下がるよりかは絶対に。

 

それに大量の丸つけを抱えて職員室へ戻った時の、この感じ。

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授業に20%の余裕を持たせることは、教師と子どもにとってwin-winなのです。