生産性を上げて5時に帰る。

民間→小学校教員 毎日5時に職員室をさる。その実現のための『生産性の高い教師の働き方』を中心に呟きます。最小の労力で最大の成果を生み出す。目指すは ビジネスと教育の融合。

#4『選択と集中』

前回のイシュードリブン思考において、

イシュー度の高さ(やる価値のある仕事か)を見極めることが大切

と書きました。

 

「って、そもそもイシュー度が低い仕事なんかあんのかいな?」

 そう感じる方は多いはず。

 

その見極め方を、私が実際に経験したことを例に、考えてみましょう。

 

【設定】

▶︎体育主任

▶︎生徒指導部主任

▶︎4年生担任

 

【時期】

▶︎夏休み開始2週間前の月曜日

 

イシュー度を見極める

  1. 来週の金曜日は学校保健会。自校の体力テストの結果やその考察についての資料を作成し、それを元に学校医、学校の管理職、PTA役員、養護教諭、体育主任などが集まり議論する会。そのための資料作成を急がなければならない。
  2. 今週の水曜日に生徒指導部として会議資料を一つ作成しなければならない。それは夏休みのくらし。夏季休業中の過ごし方や、学校のきまりについて書かれたものです。昨年度のデータを元に作成しようとするも、夏季休業中の予定表欄の作成に時間が取られそう。さて、どうしようか。
  3. 夏休み前の懇談の日程を各家庭に連絡する個票。それを30枚作成しないといけない。色んな仕事が重なってるし結構大変だ…

 

以上の3つの仕事、イシュー度の高さで並べかえるとどうなるでしょう?

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正解

 

個票作成>夏休みの暮らし>学校保健会資料

 

1.学校保健会資料作成

私はこれで失敗しました。この仕事のイシュー度は最低ランクです。それにも関わらず、自校の体力テストのデータをExcelで綺麗にグラフ化しようとするなど、時間と労力を投下してしまった。

 

一見すると重要そうに見えますが、ここでの資料が単純な数字の羅列であろうが、美しいカラーチャート付きの物であろうがどっちでも良い。この資料の質が高かろうが、低かろうが子どもに何ら影響を与えない。また、参加者にとっては「ふーん」「おっ、綺麗やな」位の物にしかなり得ない。

「せっかくなら良いモノ作らないと!」

という固定観念は捨て去るべきですね。 

 

2.夏休みのくらし

この夏休みのくらしという資料。「そもそも必要か?」と思い管理職に廃止することを相談。しかし、学校のルールを定期的に子どもと保護者に共有してもらうことは必要とのことで、廃止は却下された。でも、配布の必要性を感じなければ積極的に廃止の打診はすべきです。

 

そして残っていたプリント内の夏季休業中の予定表はどうしたか。

私はこれを削除しました。

理由は、学校だよりに載っているから。実は学校から配布されるものは、圧倒的にダブっているコンテンツが多い。その発信源は一つでいい。無くしても誰も困らない。『選択と集中』は、このようにミクロな視点でも行っていくことが、実は重要だったりします。

 

3.懇談の個票作成

これはこの中で一番イシュー度が高い仕事。なぜなら、もし間違えていたら、保護者や兄弟関係の教師等に迷惑がかかる上、前後の保護者に時間調整をお願いするなど、雪だるま式に仕事が増えることになるから。私は、個票作成後、見直しを2回します。

 

選択と集中』をする際に、持つべき軸

▶︎困るか困らないか

▶︎必要か必要でないか

▶︎子どもの学力に影響を及ぼすか及ばさないか

 

私はこの辺りを軸にしています。毎年やってるからという考えは必不要です。また、多くの場合において学校の仕事は肥大化しています。その都度イシュー度を問い、廃止・縮小を検討しスリム化を図るべきですね。

 

目の前の仕事に対し、何の疑問も持たずにただやり続けるのは御法度です。全ての仕事のイシュー度を問う習慣をつけていきましょう。