生産性を上げて5時に帰る。

民間→小学校教員 毎日5時に職員室をさる。その実現のための『生産性の高い教師の働き方』を中心に呟きます。最小の労力で最大の成果を生み出す。目指すは ビジネスと教育の融合。

#68 人を動かす4つのフレーム

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人を動かすのって、難しいですよね。

 

実は、情報の受け手に響く言葉にはタネがあるのです。

アメリカの超有名なビジネスマンであるセスゴーディン氏の「出し抜く力」という本で、人を動かす4つのフレームが明らかにされています。

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①権威フレーム

〜〜によると、というように、その事柄に関する権威の意見を借りて、発信するフレーム。

 

Twitter界隈で言うと、「落合陽一氏によると・・・」と呟くと…

 

 

ほら、僕の意見を1mmも書いてないのにイイねがいっぱいついていますよね。

 

でも、これが「高田純次氏によると・・・」

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となると、多分こうはならなかったはずです。

(いや、逆になったかもしれない)

 

 

②分析フレーム

〜〜という統計から、という客観的な分析を根拠に発信するフレーム。

 

睡眠時間をたっぷりとったバスケ選手はシュート成功率が上がるらしいのです。

 

いや、正確に言うと、睡眠不足が解消されたことにより、本来のシュート成功率に戻ったのです。

 

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これはすなわち、睡眠不足が続いている人は、知らず知らずのうちに自らのスペックを引き下げていることの表れなのです。

 

これを聞いて

「おぉ!マジか!ちゃんと寝なアカンな!」

となれば、このフレームが効いた証です。

 

この本は睡眠についての知識を圧倒的に増やしてくれるのでオススメです。

 

 

③共感フレーム

自分も昔はそうでした、○○さんの気持ちよく分かりますという、共感から発信するフレーム。

 

正直、学校現場ではこれが絶大な効果を発揮すると感じています。

 

僕はかなりダメな子だった(今も?)ので、出来ない子の気持ちに寄り添える自負は、多少あります。

 

「先生も子どもの頃そうやったし、よう分かるわー」という切り出し方をすれば、子どもとの距離はグッと縮まります。

 

机の中クシャクシャでも、体操服3回連続忘れても、明日は宿題やってきますという約束を一週間破り続けても、全部分かります。

 

正論ほど役に立たないものないのです。

 

寄り添おう、共感しよう。

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④物語フレーム

自分が描いた物語を見せて、発信するフレーム。

 

これは、昨日のTwitterのTLでもたくさん流れていた、キンコン西野亮廣氏が仕掛けたサーカスが好例だと思います。

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「勉強は楽しい時ほど勉強効率が上がるのだから、『学校』こそ極限までショーアップすべきだ」

こんなビジョンをフォロワーと共有し、実現している訳です。

 

これは西野氏が描いた物語が、多くの人を動かしたのです。

 

 

 

ライザップ氏も参戦した模様。

 

学校でも同じことが当てはまると思います。

 

一年で、どんな物語を描きたいのか。

 

それを子どもたちに伝えることで、子どもは動くようになるのではないでしょうか。

 

 

権威フレーム

分析フレーム

共感フレーム

物語フレーム

 

4つのフレーム、お試しあれ。

 

 

#67 しのごの言わずに読んどくべき本

夏休みに入り、読書の話題が増えてきていますね。

 

生産性思考を高めることが出来る本を紹介します。

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❶エッセンシャル思考

これはかなり多くの方から「読んだで!」という声を頂きました。って、書いたの僕じゃないですけど。漫画版もあるみたいですね。お忙しい方はそちらでもいいかもしれません。

 

❷イシューからはじめよ

生産性思考を手に入れることが出来る一冊です。

ビジネス書のど真ん中なので、難解と感じる方も多いと思います。

でも、初めの50ページとかを読むだけでも、世界の見え方は変わってきます。

仕事を目の前にする度に、イシュー度を問えるようになります。

 

トヨタの片づけ

言わずと知れた、世界のトヨタ

その生産現場で培われた片付けのノウハウを学校現場にも持ち込みましょう。

片付ければ片付けるほど生産性は上がります。

 

❹ティール組織

意識高い系のコミックボンボンです。

500ページ近く有ります。

綺麗に押し花が出来ます。

 

ティール組織を教育界に実装することは、正直まだ難しいでしょう。

でも、これからの教育界を担っていく教員が、その在り方を知り、自らをティールのレンズに換装して物事を見れるようになってくれば、その実現に一歩近づくことが出来るはずです。

 

❺落合陽一、ホリエモン西野亮廣

生産性とは離れます。

なぜこの辺りを読むべきなのかと言うと、これから加速度的に変化していく未来を覗き見することが出来るからです。

今、僕たちが接している子どもが大人になった時、世界はどんな変容を遂げているのかを見通すことって大切だと思います。

 

おそらく、知識という知識はテクノロジーの進化によるコモディティ化の嵐にさらされ、無価値化が進んでいきます。

それなのに、いつまでも「1192年 いい国作ろう鎌倉幕府」とかやってる場合じゃないんです。

じゃあ、つけさせるべき力って何だろう?

それを考えさせてくれます。

 

読書は最高のコスパを誇る未来の自分への投資

 

落合陽一氏の日本最高戦略にこのようなことが書かれています。

隣の家が1000倍収入が多い状況はあまり発生しませんが、隣の家には本が1冊もないけれども、うちには本が1000冊あるという格差は普通に発生しています。

これは貧富の差よりも大きい差が生まれているということです。

引用:『日本再興戦略』落合陽一

 

僕は、自分よりも読書量が1000冊少ない人に負ける気はしません。

逆に、自分より読書量が1000冊多い人には勝てる気がしません。

それほどまでに、決定的な差を生むのが、読書であると、僕は考えます。

 

夏休みはインプットに最適な時期です。

これは教員という仕事の魅力だと思っています。

 

読書は最高のコスパを誇る未来の自分への投資です。

#66 そうだ、生産性を上げよう

最近ちょっと方向性が変わっていたので、一旦生産性の話に戻します。

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1学期は準備期間が短いまま突入することも有り、苦しくなりがちです。 

 

この夏休みを使って、自分の周囲の環境をデザインし直し、生産性を上げていきませんか?

 

仕組みを変えれば、効率化が進みます。

すると、時間を生み出せます。

そしてその時間を子どもに還したり、自分のことに使えたりしてきます。

 

これが、教育の生産性改革の基本となる考えです。

 

❶モノで生産性を上げる

☑︎コクヨのモバコ

これ結構イノベーションでした。

職場の中での移動に特化したものです。

教室へ持っていったらそのまま引き出しにスポッと入ります。

 

☑︎クリアファイル

2穴パンチでファイリングすることって多いと思いますが、その手間が無駄です。

ちょっと高めのやつを揃えるとかなり楽になります。

 

また、こうやってインデックスを貼っておくのはマストです。

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アクティブというところを作るのがポイントです。近日中に必要になったり、提出するものは一旦ココへ。

 

☑︎印鑑ホルダー

これマスト中のマストです。

 

 

❷デスクの生産性を上げる

☑︎色別収納

 

教師の机の中って、何かと色んなモノが多くなりがちです。僕も昔は人に見られるのが恥ずかしいレベルでした。

色別収納は、意識高い系主婦層にも人気なんです。

 

☑︎無駄に質の高いスマホの箱

まあこれはジョブズのコダワリの産物なのですが、iPhoneの箱ってメチャメチャ質感が良いんです。

何か使えないかなぁと試してみたら、4つ横並びでジャストフィット♩サイズ感もバッチリなんです。

 

☑︎要らない紙の処理システム

職員室に帰って来て、机の上に置いてある紙。

9割はゴミです。足元に溶解用と古紙用のカゴが有ればノンステップで処理できます。

 

❸パソコンの生産性を上げる

☑︎デスクトップ

ここがグチャグチャだと、お目当てのモノを探すという無駄が確実に発生します。

 

 

☑︎辞書登録

学校現場は、独特の用語が多いですよね。

いちいち打ち込んでいては時間の無駄。

ショートカットで一発で登録できるので、やっときましょう。

 

❹教室の生産性を上げる

☑︎作品掲示

これやってる学校も多いみたいです。

 

☑︎紙の仕組み

 紙の流れを整えることが一番です。

 

 

この中身をもう少し詳しく。

 

ジャンルごとにクラフトシールを貼ってエリア分けします。

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また、音読カードやらなんやらをストックするための、A4のファイルボックスも置いてます。

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同じく、インデックスを貼るのですが、ここでもアクティブの引き出しを作っておきます。

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ここに、期間限定系の紙類を入れてます。これがあることで住所不定の紙を落ち着かせることができます。期間が過ぎたらポイーッでオッケー。

 

また、配って余った紙類は給食台の中の段ボール箱にこれまたダイレクトシュート。配り係さんがオートで入れてくれます。

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☑︎黒板へのマス目入れ

これは絶対やるべきです。

字を書くにも作図するにも表を書くにも、圧倒的に早く正確になります。

 

 

多分他にもありますが、とりあえず今までのTwitterを振り返ってまとめてみました。

 

ぜひ夏休みにやってみてください♩

 

そうだ、発信しよう

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発信するメリット

❶自分自身の成長

Twitter、ブログ、フォレスタネット、サロン。

さまざまな発信チャンネルを使って発信を始めると、確実に自分自身の成長へと繋がります。

 

これは僕自身が一番感じています。

 

何となく学校へ行き、何となく授業をし、何となく家へ帰るというサイクルから抜け出し、何か新たな実践にチャレンジしようという野心に火がつくからです。

事実、「手書き通信始めた!」とか「けテぶれ始めた!」といった発信がトリガーとなり、燃え始めている先生を多く見かけます。最高ですよね。

 

❷魅力の半円の拡大

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これはwatcha!でお話ししたことです。

そうやって、自分の時間を生きながら燃えている教師は魅力的です。

それを見た他の先生にも火が付きます。

このサイクルを繰り返すことで、教員という仕事が魅力的なものに映るようになってくるのではないでしょうか。

まあ、そりゃ大変なこともいっぱい有りますよ。

僕もTwitterとかでは書いてませんが、色んな苦労もしていますし、苦労をかけもしています…^ ^

 

何を発信すれば?

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先日のwatcha!でお話ししたことは、まず自分のMission(使命)を持とうということです。

自分の得意や特異を生かして、自分だけのMissionを持つことが出来れば自分の時間を生きられるようになります。

 

でも、「そんなの中々見つかんねぇよ」って声もたくさん聞かれました。

 

そこで、こんなMissionを持つことも素敵だと思います。

 

セカンドクリエイターとして発信する

今、黎明期にある実践をクリエイトしていく活動に共に取り組み、発信していくセカンドクリエイターとしての生き方です。

 

特に盛んなのが、けテぶれです。

葛原先生も言う通り、けテぶれはオープンソース。それぞれがどんどんクリエイトしていく余白が無限に広がっています。

 

よよよさんは、まさしくその生き方でキラキラ(いやギラギラか)していて見ていて凄く気持ちいいです。

 

空白地帯を埋める

ほんの少し前まで、SNSにおける発信は以下の2つが多くを占めていました。

 

❶ブラック

❷アカデミック

※このことを否定している訳ではありません。

 

その間には情報発信の空白地帯が広がっていたのです。

いや、言い換えると『ふつうの先生が、ふつうのことを発信することがタブー視されていた』と表現する方が正しいのかもしれません。

 

そこのタブーはかなり切り裂かれてきた感はあります。

 

この空白地帯をみんなで埋めていくの、どうでしょ?

 

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このイノベーションは始まってるんですよ。

 

watcha!って何だろう?

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あちこちで追い風と逆風を吹かしまくっている教育イベントの問題児「watcha!」

 

これはあくまでも、僕が考える在り方です。

 

①ゲリラ的に開催されるフェス

→watcha!は団体ではありません。

 

②いつどこで誰がやってもいいオープンソース

→開催するのに許可は要りません。

だってwatcha!には事務局も代表者も存在しないから。

 

クリエイターとして前でスピーカーになるのも自由。

 

セカンドクリエイターとしてイベントの作り手になるのも自由。

 

参加者になるのも自由。

 

③テーマは自由

無宗教、無排他、無強制

話したい人が勝手に喋って、聞きたい人が勝手に聞けばいい。

 

否定するも自由。

肯定するも自由。

 

④自由な空間

→場を好き勝手にDesignすればいい。

アルマーニのスーツで決め決めでもいい。

ピッコロ大魔王のコスプレでもいい。

白衣着てきてもいい。

首からけん玉ぶら下げててもいい。

 

子連れがいるならキッズコーナーを作ればいい。

アンパンマンのDVDの音が漏れててもいい。

子どもの笑い声が響いてもいい。

 

 

勝手にブースを作ってもいい。

筋トレコーナー作るもいい。

実験コーナー作るもいい。

 

思うこと

結局、SNSは0と1の記号のやりとりでしかない。

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そこに熱量は乗るっちゃ乗るけど、やっぱり実際にヒトとヒトが直接出会って話すそれには到底敵わない。

 

熱量をヒトからヒトへ手渡しする空間。

それがwatcha!の意義なのかもしれません。

 

子どもがハッピーになること。

教師がハッピーになること。

 

そのための手段として機能してくれれば、それでいいのではないでしょうか。

#65 ネジレ仕事

暑い。

京都って、ホント死ぬほど暑いんです。

盆地だから、風通しが悪い悪い。

 

ちなみに、冬はメッチャ寒いんです。

盆地だから、重たくなった冷たい空気が盆地の底に溜まる。底冷えってやつです。

 

京都盆地、気候の生産性低過ぎです。

 

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ネジれ仕事って、なんどすか?

それは、マストだがイシュー度(子どもの正の変化を引き出す度合い)が低いというネジれを起こしている仕事のことです。

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イシューマトリクスでいうところのB領域に位置する仕事。

具体的なことはここでは書きませんが、年に一回だけ作成して、あとはもう誰も見ないような資料作成。

いっぱい思いつきますよね。

こういう仕事に時間をかけて質を上げようとするマインドはやっぱり違います。

夏休みとかって、こういうネジレ仕事をする機会が多いと感じます。

でも、この時期に大事なのは、2学期以降の授業とか担当分掌とかの準備をしてリードを作ること。

どうしても1学期は準備期間が非常に少ないので、苦しくなりがちです。

でも、2、3学期はそれぞれの前に長期休暇がある。

それを生かさない手は有りません。

それ次第で、2、3学期は勤務時間を減らすことが出来ます。

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    労働環境改善の鍵は夏休みに有り

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ネジレ仕事はテキトー(=時間と労力を適切に配分し、その機能を果たす最低限のものを仕上げること)にやっつけるべきです。

 

そして本当に大切な仕事に費やす時間を捻出する。

セーフティリードを使ったら、後は夏を満喫するだけです。

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みなさん、お疲れだと思います。

とりあえずは、1学期のラスト一週を乗り切りましょう(・∀・)

 

 

#64 タイタニック度を見極める

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処女航海で流氷に衝突し沈没するという悲劇に見舞われたタイタニック号。

 

そんなタイタニックになぞらえた指標。

それがタイタニックです。

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その仕事は本当に『成果』という目的地へと辿り着くことの出来る船なのか。


それとも『成果』という目的地へ辿り着くことなく海の藻屑と化す船なのか。


言わずと知れた世界的ベストセラー、スティーブン・R・コヴィー氏の7つの習慣に、メチャメチャ面白い表現が有ります。

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タイタニックの椅子を並べるな」

 

いくらタイタニック号の椅子を綺麗に並べても、それらは船と共に沈む運命に有ります。

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プーカプーカ。

ほらね?


そんなタイタニック号の椅子を並べる仕事に取り組んでも、成果が出ないどころか、希少資源である時間の浪費でしかありません。

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今、取り組んでいる目の前の小さな仕事は、それを内包している大きな仕事のタイタニック度次第で、無価値となります。

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それぞれの仕事のタイタニック度。

そこを見極めた上で、時間を適切に投下していけば、教育の生産性は上がってくるはずです。

 

続々と就航する、◯◯教育という名の豪華客船。

 

子どもたちを無事に目的地へと連れて行くことの出来る船は、果たして。

 

タイタニックは、沈みます。

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子どもたちを、目的地へと辿り着かせる船の仕事に、労力を注ぐべきです。