生産性を上げて5時に帰る。

民間→小学校教員 毎日5時に職員室をさる。その実現のための『生産性の高い教師の働き方』を中心に呟きます。最小の労力で最大の成果を生み出す。目指すは ビジネスと教育の融合。

#48 リスクテイク〜もっとこう…あるだろ?〜

f:id:saruteacher:20180425053551j:image

生産性を上げるためのカイゼンには、シンプルに2つのステップがあります。

 

❶ギモンを持つ

 

まずはこのように問いを持つことが大切です。

 

カイゼンへのアクション

実際に行動へと移して行く。

しかし、何かを変えて行く時に、どうしても頭をよぎるのが

「失敗したらどうしよう?」

「保護者や同僚からクレームが来るかも…」

といったリスクです。

 

しかし、リスクなき改革はあり得ません。

大なり小なりのリスクを冒して、成果は生まれます。

 

ここ一年で自分自身が冒したリスクはざっと思い出しても…

 

▶︎丸つけから点つけへの転換

「もっと速くて、見易い丸つけ、あるだろ?」

 

▶︎花丸の廃止

「もっと速くて、正確な評価の仕方、あるだろ?」

 

▶︎社会科におけるインバスケット授業(凍結中)
「もっと面白い社会科の授業の在り方、あるだろ?」

 

▶︎マインドマップ板書

「もっと面白い板書の在り方、あるだろ?」

 

▶︎テスト最強メソッド

「1時間で全部終わらせる方法、あるだろ?」

 

▶︎漢字『集中速習』

「毎日チョビチョビやるより良い方法、あるだろ?」

1日に大量の新出漢字を毎日取り組む陰山メソッド。これも時期が来たら公開します。

 

などなど…

リスクを冒してでも、成功した時のリターンが大きい、すなわち勝算の有るチャレンジならドンドンすべきだと考えます。

 

リスクの語源はラテン語のrisicare。

『勇気を持って試みる』という本来はポジティブなものなのです。

 

学校にとって、リスクとはとにかく悪しき存在。少しでもリスクがあるなら回避しようというのが学校のマインドです。

 

でも、企業のマインドはそうではありません。

勝算があるなら、リスクはガンガン冒していくものです。多少のクレームなどは厭わずに。

前職におけるリスクテイクの事例を少し紹介します。

 

くら寿司のリスクテイクの光と闇

以前もお話ししましたが、私の前職はくら寿司の店長です。大学4回生の頃から25歳の時までね。新商品開発に見るリスクテイク例を見ていきましょう。

成功例

えびのアボカド添え

f:id:saruteacher:20180424220100j:image

実は、この商品はある爆弾を抱えて新商品として導入されました。今でこそ定番商品ですけどね。

それは、とにかく『作業工程が多い』ということです。

エビを乗せる→アボカド乗せる→マヨネーズつける→オニオン乗せる

 

スピードが命の回転寿司業界にとってこれは非常に苦しい。

でも、そのリスク以上に『固定ファンを増やす』というリターンが勝ったので定番商品の仲間入りを果たしたわけです。

 

失敗例

茎わさびの涙巻き

f:id:saruteacher:20180425050307j:image

伝説のクソ商品です。発売から1時間位で廃止になりました。

見た目がきゅうり巻きっぽいから、間違えて食べて号泣する子どもが全国で続出!クレームの嵐!即販売中止!

会社としても当然そういったリスクは想定していたでしょうけど、それ以上だったようです。

 

リスクテイク

繰り返します。

大きなリターンを得るためなら、リスクを冒してでも新しいことにはチャレンジすべき

持つべき認識として『クレームは来るもの』

ということ。

そうでないと何にもチャレンジできないし、小さなクレームにまでビクビク怯えていたら、そのケアのための仕事も雪だるま式に増えていきます。

オセロの角さえ抑えていれば、多少のクレームに恐れる必要はありません。

 

そうそう、先日WONDER ver.1.1が発売されました。

またAmazon売上ランキング1位に返り咲いたそうです。ゴイスーですね。

その中の1ページにリスクテイクについて触れられています。ちょくちょく読み返すのですが、やっぱり面白い。

f:id:saruteacher:20180425051856j:image

改めてオススメの一冊です。

 

 

 

 

 

#47 教員の住宅事情

 

いつもとは、思いっきり趣向を変えてみました。

f:id:saruteacher:20180422210209j:image

このブログの読者層は、20代、30代の教員の方がボリュームゾーンです。(さるアナリティクス調べ)

 

そこで、住宅事情についてお話しをしたいと思います。

 

賃貸or一戸建

これは永遠のテーマですね。

フリーランス界隈では、家を所有するのはナンセンスという風潮が出ています。

しかし、こと公立の学校に勤務する教員にとっては、一戸建をオススメします。

 

家賃orローン

親から譲り受けた家に住んでいるとかではない限り、住居費として家賃なりローンが発生します。

ここで全てを語るとキリがないので、簡単に言うと『ローンの借入金額によるが、長期的な金銭的コストでいうと賃貸の方が安い』ことはほぼ間違いないと思います。

火災保険やら、修繕費の積立やら、ローンの金利やら。家を所有することは、もろもろのランニングコストを背負うことになります。

 

じゃあ、なぜ一戸建てをすすめるのか?

それは、さまざまな付加価値を存在させることが出来るからです。

 

生活の質

賃貸と戸建、同じ住居費を月々に支払ったとして、生活の質を比較するとどうなるのか。

生活の質を高めやすいのは戸建です。

❶家の性能

実は車と同じく、住宅にも性能という概念が有ります。

この性能の良し悪しで生活の質は大きく変わってきます。

最も大事だと感じるのは、家の断熱性能

日本には四季が有ります。

冬は寒く、夏は暑い。

当たり前のことかもしれませんが、これって相当なストレスです。

そこで高機密・高断熱住宅に住むことにより、そのストレスをかなり軽減することが出来ます。

「お布団から出られない」なんて声がTwitterなんかでは真冬にはよく見られます。しかし、高機密・高断熱住宅であれば、どこも室温がある程度高く保たれているため全然大丈夫です。

また寒暖差により体調を崩すことも少なくなります。

子育て世代の悩み「布団を何度かけても蹴飛ばす。そして風邪をひく」という、あるあるも解消されます。

f:id:saruteacher:20180422204927p:image

断熱性能の比較は、ネット上にたくさん存在しています。

 

❷デザイン

家の見た目ですね。

内装は特に大切です。

スティーブ・ジョブズが禅の心を大切にしていることは有名な話です。

洗練された環境に身を置くことで、思考も洗練されていくものです。

散らかったグチャグチャの家に住んでいたら、アウトプットの質も下がります。

綺麗にした上で、センスを上げていくことで、家にいながらクリエイティビティが刺激されるという付加価値がもたらされるはずです。

f:id:saruteacher:20180422204958j:image

 

❸書斎

狭くても、書斎は持つべきです。

僕の書斎は2.5畳しかありません。

しかし、これでも広い位だと感じています。

f:id:saruteacher:20180422204054j:image

 

書斎は作業をする空間であることはもちろんのこと、ミニ・リトリートが出来る空間でもあるべきです。

リトリートとは、日常生活から離れ、自分だけの時間に浸ることです。家庭を持つとどうしても独りの時間を持たなくなりがちですが、早起きをするなどして、子どもが寝静まっている時間にリトリートできると良いですね。

 

❹自然

これは土地の価格によりますが、自分の家に自然を取り込めることは、心の豊かさに繋がると感じます。

f:id:saruteacher:20180422204808j:image

今はハナミズキが満開です。

子どもの情操教育にも繋がりますね。

 

 

まとめ〜work as life〜

公立の学校教員は、基本的に都道府県外への転勤がありません。家を売るというリスクが低い分、買うメリットも大きくなります。

賃貸だとどうしても制約が多くなります。

その制約を外したイケてる物件を借りようとすると、これまたコストがベラボーに跳ね上がります。

 

以前の記事でもお伝えしていますが、仕事を脳内に持ち帰ることは必要不可欠です。

家で「さて、◯◯はどうしようか?」と考える際、クリエイティビティが良好な状態で機能しているかどうかは、大切なファクターとなってきます。

その助けとなってくれるのが、周りの環境であると僕は考えます。

 

さぁ〜て、今からリトリートしますか。

f:id:saruteacher:20180422210109j:image

 

 

 

 

広告を非表示にする

#46 オセロの角を抑えろ!

f:id:saruteacher:20180414032055j:image

 

題名は、西野亮廣氏のベストセラー『革命のファンファーレ』に有った、パンチの効いたフレーズから拝借しました。

『オセロの角を抑えておけば、後は何とでもひっくり返せる』

 

パレートの法則

これは今までに何回も触れている話ですが、『2割のイレギュラーが8割の仕事を生んでいる』ということを、常々主張しています。

f:id:saruteacher:20180414022353j:image

だから、イレギュラーを起こさないことが、仕事量を抑制するための最善策であると考えています。

最大のイレギュラーとは何なのか。それは学級崩壊です。どれだけ名のある先生でも、毎年その恐怖と対峙しているというお話がTwitterでも見受けられました。

特に新任の先生にとっては、最大の脅威であるはずです。

では、過去の自分の失敗も含めて、学級崩壊を起こさないためのポイントをオセロに例えて、お話したいと思います。

 

オセロの角とは?

オセロで勝利するための最も有名なセオリーは、角を抑えることです。

角さえ押さえておけば、あとでひっくり返すことが出来るので、目先の結果に一喜一憂することから解放されます。

では、学級経営における、4つの角とは何でしょう?

 

①授業

子どもが1日の中で、圧倒的に長い時間を過ごすのが授業です。これが魅力的なコンテンツで無ければ、クラスは荒れます。

僕だって、毎日研修で6時間座らされて、面白くない話を延々と聞かされたら暴れたくなります。

子どもも同じです。本質的にも、そして表面的にも面白い授業をすることって大切だと思います。

 

❷コミュニケーション

子どもとのコミュニケーションは本当に大切。この場合のコミュニケーションとは、指導も含みます。以前の記事で太陽戦略とか、ケオディクパス教師とか、トキ兄さんといったキーワードでお伝えしていますが、結局のところ、子どもから好かれることが一番なのではないでしょうか。

『私は嫌われ役に徹する』なんて言葉も聞きますが、それは古いです。

スポ魂が通用するイージーな時代は、とうの昔に過ぎ去っています。

小言ばっかりグチグチ言ってるようなコミュニケーションでは、クラスはキッチリ荒れへと向かいます。

楽しく、笑いのあるクラスへと持ってべきです。

この辺りはU- teacherさんのお家芸ですね。

 

③クラス環境

整理整頓という言葉は一義的過ぎるので、最近は5Sという言葉を好んで使います。

f:id:saruteacher:20180414024031p:image

クラスの物理的な荒れは、心理的な荒れを生みます。

でも、これをやらせようと躍起になるのは、それはそれでマイナスです。

 

ロッカーのランドセルがベローンとなってるのをベロリンガ

机の上が散らかってることをグッチャリーナ

机が歪んでることをガタリ

と、ちょっとネタ化しながらやってます。

「あ、ベロリンガーがいる!」

『あー◯◯やぁー』

 

指摘された子が『てへぺろ』となるような柔らかい空気でカイゼンさせていく雰囲気って大事だと最近感じます。

 

❹20%の余裕

これは定期的にリツイートして啓発しています。

教師の心身の余裕がないと、他の3つの角を抑えられなくなります。

良い授業を作れないし、ストレスからコミュニケーションの質も下がるでしょうし、クラスを綺麗にする時間も取れなくなるかもしれません。

全てに影響を及ぼす大切な角です。

だからこそ、生産性を上げて余裕を勝ち取っていかないといけないのです。

頑張らなくても良いように、頑張る。

力点を教育の生産性に置いて。

 

◯⚫️学級経営オセロ⚫️◯

オセロのようで、オセロでないのが学級経営。

何が違うかと言うと、いきなり角を取りに行けるということ。オセロは本来、終盤にしかそこへ辿り着くことが出来ませんが、学級経営の場合は初日から、いきなり角を取りに行けます。これは良い点です。

しかし、悪い点も。オセロでは、角を取ったら、それをひっくり返されることはありません。しかし、学級経営オセロの場合、一度取った角をひっくり返される可能性が有ります。

多くの場合、それは❹20%の余裕 に起因するのかもしれません。

 

断言することは出来ませんが、これらの❹つの角を抑え、それらを肩肘張らずに死守すれば学級はイヤでも安定するのではないでしょうか?

その意識を持てば、目先の小さな荒れに一喜一憂する必要も無くなります。

 

H30のゲームは、まだ始まったばかりです。

さあ、取れる角から抑えていきましょう。

f:id:saruteacher:20180414031335j:image

 

#45 ムーブユアバスの4層構造

f:id:saruteacher:20180411204544j:image

 

TwitterでU- teacher氏が紹介して以降、Twitter教師アカ内におけるベストセラーとなったMOVE YOUR BUS

簡単に説明すると、ロン・クラークというアメリカの教師が、いかにして最高のチームビルディングをしていったかという本です。

 

ここではその詳しい内容について触れるのは置いておきます。長くなりますので・・・

 

先に結論から伝えると『2:6:2の法則』すなわち、上位2割、中位6割、下位2割で子どもを括ると、ある不都合が出て来るので、その考え方はヤメましょう。

そうではなくて、『ムーブユアバスの4層構造』で考えるべきではないですか?

ということです。

 

ムーブユアバスの4層構造 

ムーブユアバスでは、学校の教師のポジションを能力の高い順に

ランナー、ジョガー、ウォーカー、ライダーと表現しています。

そして、運営のハンドルを握る校長をドライバーとしています。

 

f:id:saruteacher:20180408065158p:plain

いやぁ、いつ見てもシュールな絵だ。

 

ここでは、その構図を学級に置き換えたいと思います。ただし、クラスの活動において、子ども達はこの層を移動します。例えば、勉強ではライダーでも、スポーツではランナーになったりするのがその典型です。

 

ちなみに、このイラストはU- teacherさんに描いてもらいました!マジでプロ級の腕前です!

ありがとうございました!

 

f:id:saruteacher:20180408065720j:image

めっちゃ出来る子です。

 

f:id:saruteacher:20180408065924j:image

まあまあ、ソツなくこなせる子です。

 

f:id:saruteacher:20180408065949j:image

苦手だけど、頑張ろうとする子です。

 

f:id:saruteacher:20180408070014j:image

もはや、やろうともしない子です。

 

【2:6:2の法則】の欠陥は、ウォーカーライダーを一緒くたに下位層としてしまっているところです。この二つの層には致命的な隔たりがあります。

 

学級経営における4層

最近、Twitter上で、どんな時に子どもを叱る?とか、宿題は絶対に出させる?といった議論が飛び交っています。学級開きに確認したい事項なので当然だと思います。

でも、そんな一括りに議論できる問題なのでしょうか?

 

ウォーカーの子は、苦手ながらも一生懸命取り組もうとする子です。なぜ頑張れるのか?それは親からの愛情を一身に受け、「大丈夫だよ。お母さんがついてるからね。頑張ろうね。」という安心感に包まれ、それが前へ進もうとする原動力になっているのかもしれません。また、教師からの「大丈夫!君は頑張ればできる子だ!一緒に頑張ろう!」といった信頼関係があるからかもしれません。

 

しかし、ライダーの子はどうでしょう。

心がヤサくれてやる気も起きません。そして無気力になって行きます。

あるいは、ムシャクシャして問題行動を起こしたり、反抗的な態度を取ったりすることもあるかもしれません。

でも、そういった子たちを見る時、こんな風に考えるべきではなでしょうか。

「あぁ、こういう風にならざるをえないんだね」

 

子どもは色んな物を大なり小なり背負っています。

特にライダーの子たちは間違いなく、重たいものを背負っています。

それは家庭環境かもしれないし、人間関係の悩みかもしれないし、LD等の発達障害なのかもしれません。

だから、本当はちゃんとやりたいと思っていても、そういった行動を取らざるをえない状況に追い込まれいているのです。

そういった中で、上の3層の子たちと同じように扱うのは酷なことだと思います。

 

ライダーである、この子の目を見て欲しい。

f:id:saruteacher:20180408090547j:image

そもそも頑張れる土台が無い訳です。

宿題出せだの、掃除やれだの、悪いことするなだの、どんな言葉も、もはやノイズでしかないはずです。

まずは、コイツらに寄り添ってやって、「おうおう、そうかそうか、そうなんか…そりゃ大変やなぁ…」と、話を聞いてやることが一番大切だと思います。

そして「じゃあどうやっていこうか?」と話していかないと進まない。

そこに担任は誤った公平さを持ちこまないこと。全員宿題出すことが目的となって、苦しんでいる子の傷口をえぐらないこと。そして、他の子どもたちから「不公平だ」という声を出させないよう、その子たちとの信頼関係を結ぶこと。

これは、過去に自分自身の誤った指導で、ライダーの子達を傷つけた自分が言える立場ではないですが、だからこそ言わないければいけないと思って書いています。

ざるをえない子たちに、どう接していけばいいのか?

難しいことですが、ライダーがクラスで弾き出されずに、共に助け合うチームビルディングが出来ると良いなあと感じます。そのためにはまずは、ランナーを育てないといけません。

それぞれの許し力、許され力を育むという視点も必要だと思います。

ごめんなさい。まとまりませんでしたが、とにかく言いたいことは、ライダーの子を正論でいじめちゃダメだよということです。

過去の自分が本当にそうでした。ドラえもんがタイムマシン出してくれるなら、過去の自分にそう言いたいです。

 

おまけ

あと、もう一つ。

下位層って呼び方、やめません?

何かイヤじゃないですか?

冷徹過ぎるその分類。

ウォーカーの子とか、ライダーの子とかの方が柔らかいと思います。既に使ってる人も多いですけど、もっと広まるといいなあと、密かに願っています。

#44 学級目標に、エッジを

f:id:saruteacher:20180403025154j:image

4月の初めに、学級目標を立てることって多いと思います。

 

いきなりですが、学級目標という言葉は間違っています。

 

学級フィロソフィ(哲学)学級コンセプト(理念)が正しいはずです。

 

クラスを企業に例えましょう。

 

企業目標って言いませんよね?

 

目標とするなら、売上◯◯億円等になるはずです。

 

いや、別に学級目標って普通に言えばいいんですよ。でも、その本質を見失ってはいけないので、価値観をフィロソフィやコンセプトへとシフトさせる必要があるということです。

 

いくつかの例を見てみたいと思います。

 

マツダ ロードスター

ここ数年で一気にブランドイメージを上げてきたマツダ車。(その分お値段も上がりましたが…)

 

その昔、ロードスターという車が世に出ました。

 

コンセプトは…

f:id:saruteacher:20180403021002p:image

人馬一体

カッコいいですよね。

そして、何を伝えようとしているのかを、明確に示しています。

「意のままに操れる車だぜ」

というように。

f:id:saruteacher:20180403021059j:image

これは現行のロードスターですが、その人馬一体というコンセプトを如実に表しているように感じます。

 

一条工務店

ここ数年で販売戸数を急激に伸ばして来た一条工務店。ちなみに私もそのユーザーの一人です。

コンセプトはこうです。

f:id:saruteacher:20180403021311j:image

家は、性能。

読んで字のごとく、性能の高い家作りを武器としています。ズバ抜けた断熱性能の高さ、全室床暖房等、その圧倒的な性能で住む人に快適をもたらします。真冬にオフトンから出られないなんて事は一切なくなりました。

 

健大高崎高校

高校野球において、とある戦略を取ることで一躍有名になった健大高崎高校。

 

これです。

f:id:saruteacher:20180403021920j:image

機動破壊

地方大会で6試合35盗塁を記録するなど、圧倒的な走力を武器にし、甲子園でも2回戦まで突破しました。1日1時間以上も走塁練習を積んできたそうです。

 

いかがでしたでしょうか?

いずれも、その企業なり、チームなりが一点集中でやろうとしていることが、端的に、なおかつキャッチーに凝縮されていると感じたのではないでしょうか。

 

学級目標

では、話を学級目標に戻しましょう。

よくあるのが、3つのことを欲張って書くパターン。

 

例えばテキトーに書くと…

 

よく学び、よく遊び、思いやりのあるクラス

 

 

これ、野球チームで例えると、

 

よく打ち、よく守り、よく走るチーム

 

おい、お前のチームは全員イチローかよ。

f:id:saruteacher:20180403022906j:image

 

一番ダメなのって、やりたいことが見えてこない学級目標。色んなことを欲張って混ぜ込んでもダメです。

 

何か一つに絞って、シンプルにポーンと打ち出して行きましょう。

 

去年は

読む子は育つ

をコンセプトにしました。

圧倒的な読書教育の推進を謳って。

 

f:id:saruteacher:20180403024553j:image

そして、今年も読む子は育つにしようと思います。

 

自分の強みを最大化出来ることと、学級目標を一致させることで、意味が生まれてくるはずです。

 

学級目標は作ることが目的ではなく、そのコンセプトを掲げることで、何らかの成果を生み出すことが目的です。

 

例えば高学年の場合、学年目標として『みんなのリーダーに』みたいなのは良いと思います。

でも、学級目標は各担任のカラーを出していくべきです。

 

一点集中でやろうとしていることを、端的に、なおかつキャッチーに凝縮した学級目標を。

 

さあ、学級目標に、エッジを立てて行きませんか?

#43 watcha! Section3 離

f:id:saruteacher:20180330065553j:image

watcha!セミナーの内容について、最後の記事です。

教師2.0

仮に、授業とか、学級経営とか、校務分掌とかの仕事を、一通りできるようになった状態を、教師1.0としましょう。

 

世の中の教師の方は、多くの場合それで十分だと思っているはずです。

 

しかし、watcha!セミナーなる変な集まりに、休日にわざわざお金と時間を使ってやってくる方はおそらく、そうではないはずです。

 

教師2.0を目指すぜ!

 

って方ばかりのはずです。

(※既に教師2.0の方も多くおられました)

 

じゃあ教師2.0って何だろう?

 

それは自ら何かを創造していく

 

いわば

 

f:id:saruteacher:20180330070522j:image

 

教師2.0を目指すには?

f:id:saruteacher:20180330070627j:image

 

得意分野に特異なことを組み合わる。

 

特異な発想がイノベーションを生むのです。

 

イノベーションを起こす人間は、はじめは周囲の嘲笑を受けます。

 

「そんなの無理だろ?」

 

でも、それを恐れずに何かにチャレンジすることで、何かを生み出すことのできる変態・・・すなわち教師2.0への道が開けてくるのではないでしょうか。

 

私は今、教師2.0を目指しています。

教育の世界に『生産性』というキーワードをぶち込んで、教師も子どももハッピーになれる世界にしたいと思ってます。その考えが一般化された時、教師2.0になれるのではないでしょうか。

 

人生は短い

実は、高校生の時、バイク事故で死にかけたことが有ります。

頭蓋骨を骨折し、鼻から脳みその汁が出てくるという何とも笑えないレベルの重症でした。

そして、開頭手術を受けることに。

その際、手術を担当する脳外科医の先生に言われた言葉。

 

「この手術は成功する保証はありません」

そう告げられ、麻酔で意識を失う前。

 

「あぁ、死ぬかもしれへんのやなぁ」

そう思ったことを鮮明に覚えています。

 

そして10時間後・・・ 

 

集中治療室の天井が見えた時・・・

f:id:saruteacher:20180331062347p:plain

そう思いました。

 

当たり前のようで、当たり前でなくなっている感覚。

それは人生は短いということ。

 

その儚くも激しい人生の中で、何かを成し遂げるのか、それとも何をも成し遂げないのか。

 

一度死を覚悟してから、私は何かを成し遂げる側の人間になりたいと強く思うようになりしました。

 

セス・ゴーディンの『出し抜く力』という本に、とんでもなくエッジの効いた言葉が有ります。

 

それは

f:id:saruteacher:20180331062356p:plain

人間牧場とは、柵に囲われた中で思考停止状態に陥り、ただただ毎日を過ごす人の集まりのことです。

 

教員の世界って、まさしくこれに陥りやすいのではないでしょうか。

別に何の実績を残さなくても、ただ毎日職場へ行くだけで身分と給料は保証されます。

 

でも、だからと言って、その柵の中で過ごす人生は楽しいものになるでしょうか。

 

一度しかない人生です。

 

一歩、柵の外へ出れば、様々な危険が待ち受けているかもしれません。

 

でも、死ぬ間際に『これを成し遂げた!』って胸張って言えるようなことを、やりたい。

 

そんな思いで、みんなが人間牧場の柵をぶち破って行けば、この教育界、一気に面白くなってくるのではないでしょうか。

 

自分だけのA領域の一つの点を見つけて、それをとことん楽しむ!

f:id:saruteacher:20180331064507p:plain

 

ワークアズライフって言葉が流行っています。

仕事と生活を切り離すんじゃなくて、とことん仕事を楽しむマインドを持つ。

 

それを実現できれば、みんながハッピーになって行くはずです。

 

僕は今、ハッピーです。

 

さぁ、皆さん。

 

共に教育界に光をもたらしましょう。

 

f:id:saruteacher:20180331064658p:plain

 

fin.

 

改めて、当日お越し頂いた皆様、そしてスタッフの方々、本当にありがとうございました。

広告を非表示にする

#42 watcha! Section2 破

f:id:saruteacher:20180330043936j:image

生産性を上げるためのマインドセットとして、以下のキーワードを挙げました。


『全部やろうはバカやろう』


『選ぶことを選ぶ』

 

ではそういったマインドを元に、具体的にどうやって生産性を上げていけば良いのかを、Section2でお話させて頂きました。

 

教育の生産性

時間は有限な希少資源です。それをいかに配分していくかが仕事の質を高めるポイントとなってきます。

 

しかし…



そこでどういった基準で、時間と労力を費やす仕事と、そうでない仕事を価値つけるか。

そのキーワードとなるのが『教育の生産性』

その教育の生産性が高い仕事にエネルギーを集中投下すべきなのです。

 

分母が教師の投下するエネルギー、分子が子どもの正の変化

 

注意すべきは、どれだけ教育的効果のある仕事も、そのために膨大なエネルギーを必要とするのであれば、それは生産性が高いとはいえないということです。それでは、結局は量に依存したマッチョな働き方に陥ってしまいます。

 

フレームワーク

では、具体的に目の前の仕事に価値付けする際、大切になってくるのがフレームワーク

最も有名なフレームワークは恐らくPDCAサイクル。コイツは完全に市民権を得ており、学校現場でも頻繁に用いられていますよね。


他にはトヨタ5whysマッキンゼー空・雨・傘等も有名なフレームワークです。

でも、難しいのでアンパンマンで説明しました。


アンパンマンって毎回流れが決まってますよね?あれも一つのフレームワークに則っているんです。それは『起承転結』というフレーム。これがあるからアニメ制作会社の仕事は高速化されているのです。




では、学校の雑多な仕事を効率よく処理して生産性を上げるためには、どんなフレームワークを用いるべきか。

 

イシューマトリクス

これは元マッキンゼー安宅和人氏の『イシューからはじめよ』に掲載されている有名なフレームワークです。

 

それをビジネス界でなく、学校界でどう活用していかべきなのかについてお話ししました。


横軸が仕事のイシュー度の高さ=教育の生産性が高いか低いかorマストな仕事かそうでないか、縦軸が仕事デキという視点で、4象限に分けたマトリクス上のどこに仕事を位置付けるかを考えのです。

結論から言うと、イシュー度の高い仕事、すなわちA領域の仕事にエネルギーを集中投下して、仕事の質を高めようということです。

A領域の仕事を選ぶことを選ぶのです

ここはかなり長くなってしまうので、詳しくは以前のブログ記事をご覧下さい…


A領域に位置する仕事とは
授業⇄学級経営
ここも詳しくお話したかったのですが、時間が押してしまったのと、それぞれのプロフェッショナルである御二方がお話をされたので、カットさせてもらいました。

実は、学級経営に関して、動画でクラスの様子を見てもらおうと思っていたのです。

とにかく最後は笑顔で家庭に返す。

毎日歌ってます。

 

私の中のA領域の仕事の一つは、ギターかき鳴らしてみんなで笑って歌うこと。

 

学級経営がガタツクと、イレギュラーが頻発し仕事が雪だるま方式に増えていきますし、何より子どももハッピーじゃないです。

 

ここに注力することは、こども教師もハッピーになる近道です。

 

忙しくなると、この辺りが往々にして後回しになってしまうところです。急がば回れですね。

 

業務のカイゼン

もう一つ挙げたA領域の仕事、それは業務のカイゼンです。

学校には教育の生産性の低い仕事がたくさんあります。それらを適正化していくことが重要になってきます。

忙しさに追われて

「会議の資料、とりあえず去年と同じやつの日付だけ変えて出しとこー」

 

これ、あるあるでしょ?

 

でも、それじゃいつまで経ってもカイゼンされませんし、教師の時間も生むことが出来ません。

 

効率化を、レベルごとに分けると以下のようになります。

f:id:saruteacher:20180330053114j:image

 

イノベーションを起こすのは難しくとも、小さなインプルーブメントの積み重ねなら、そう難しくはないです。

 

フレームワークカイゼンツリー』

 

私の去年のマラソン大会の実際の例をもとにお話ししました。

 

f:id:saruteacher:20180330053542j:image

 

結論から言うと、試走を廃止し、手書き業務をExcelの自動印刷に変更しました。

 

前者はイノベーション、後者はインプルーブメントに当たると思います。

 

結論はこうです。

f:id:saruteacher:20180330053726j:image

 

詳しい内容は過去記事で。

 

ビッくらポン

ここで、カミングアウトをしました。

私の前職は、くら寿司の店長です。

 

大学1回生からバイトをやっていて、バイトリーダーになり、バイトにどっぷり浸かる日々。

 

大学の取得単位はギッリギリで留年すれすれで卒業出来るレベルでした。大学4回の冬からバイト店長になり、そのままなし崩し的に入社することになりました。

 

この時期は本当に苦労の連続でした。

 

店が回らない→休みが取れない→疲労困憊→仕事の質が下がる という負のスパイラル。

ウン十連勤も有りました。

 

その時の経験が、今に生きています。

「もう一生こんな生活をしたくない」という強い思いです。

 

時は過ぎ、日本最大級の売り上げを誇る店舗を任されるようになりました。

 

そこでのチームビルディングが成功し、さらにこれまた売上の高い別の店の店長も兼任するようになりました。

 

その結果

f:id:saruteacher:20180330054720j:image

 

これを可能にしたのはチームビルディングが成功したからに他なりません。

 

生産性を上げるチームビルディング

Twitter界で有名になったこの本。

f:id:saruteacher:20180330055108j:image

これを参考にしたチームビルディングについてお話しました。

 

結論から。

リーダーは、上位層であるランナーにエネルギーを注ぐべき

f:id:saruteacher:20180330055258j:image

どうしてもリーダーは、ライダーを何とかしようとエネルギーをそこに投下しがちです。

 

しかし、思い切ってランナーにエネルギーを集中投下することで、その下の層のメンバーを引き上げることが可能になってきます。

 

店長時代、私はバイトの中で一番優秀な大学生にエネルギーを集中投下しました。

するとどうなったか。彼からの指導効果が店全体へ波及し、圧倒的な成果を生み出せるようになりました。

f:id:saruteacher:20180330060051j:image

 

これって、クラスでも出来るはずなんです。

 

要するに、クラスにおけるランナーを頼る。

学校場合、活動によって誰がランナーになるのかは目まぐるしく変化していきます。

 

算数のランナー、サッカーのランナー、工作のランナー、水泳のランナー、余った給食を平らげるランナー。

 

そのシーンごとのランナーにみんなを引き上げてもらうチームビルディングが重要になってきます。

 

 

 

教師の仕事って、つまるところ、プレイヤーではなくマネージャーであるべき。

すなわち

f:id:saruteacher:20180330061823j:image

これって、けテぶれ『学び合い』

に見られる、一斉授業からの脱却へと繋がっていくんですよね。

 

結局のところ、教師がマンツーマンでついてフォロー出来る時間は限られています。それが教師の責任かもしれませんが、とるべき責任は、その子の力をつけること。

 

プレイヤー教師ではなく、マネージャー教師がクラスの学びの生産性を、より高めていくはずです。

 

そうすることで、教師にとっても子どもにとってもこうなります。

f:id:saruteacher:20180330062436j:image

 

以上、Section2 破 でした。

かなり省略しても3500文字…

 

伝わりきらない部分が多いと思いますので、遠慮なくTwitterでもFacebookでもDMでも質問して下さい。

 

明日はSection3 離 の記事を書きたいと思います。明日が一番アツイ内容になるはずです( ・`ω・´)

広告を非表示にする